「Hitachi Global Data Integration」は、通信回線の準備からデータ収集・蓄積、利活用のための基盤提供まで、グローバルIoTで必要となるシステム環境を一括してサービス提供。システム基盤の開発・運用のコスト削減や負担軽減ができるサブスクリプション型サービスで、グローバルなIoTビジネスの迅速かつ円滑な展開をサポートします。

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グローバルなIoTデータ利活用をワンストップサポート

 例えば、海外に出荷した個々の自社製品を登録、一元管理して、その位置や機器の状態などに関するデータを収集、蓄積、可視化し、事前に設定した数値がしきい値を超えたらデバイスの管理者にアラートを送信する――。こうした「予知保全」のように、世界各地で稼働する出荷後の製品や設備の稼働状況に関するIoTデータを収集・蓄積、利活用して、運用・保守業務の効率化や新たなサービス創出などを推進しようという機運が高まっています。

 しかし、その実現のためにはそれぞれの国や地域における通信キャリアとの契約や、IoTデバイスの管理、データ収集・蓄積や利活用のためのシステム基盤の構築、各国の地域事情や法令への対応など、複雑で大変な準備作業が必要です。また、世界中で増え続けるIoTデバイスやデータ量に対応するためのシステムにおけるスケーラビリティの確保といった、グローバル環境下でのIoTデータの分析・利活用にはさまざまな課題があります。

 こうした状況を踏まえ、日立はIoT技術を活用したグローバルな事業展開をワンストップでサポートする「Hitachi Global Data Integration」の提供を開始。モノからデータを収集して利活用する一連の基盤機能を、サブスクリプション契約で提供します。

通信回線からデータ収集、一括管理、データ利活用までフルカバー

 グローバルなIoTビジネスの展開を困難なものにしてきた多くの課題を解決する本サービスは、出荷した製品や機器などに接続されたIoTデバイスから送信されるデータの収集・蓄積、管理、利活用を可能にするシステム環境を一括で提供するものです。その内訳は、国や地域の壁を越えたSIM(*1)回線の制御・管理を実現する「回線接続サービス」、拡張性の高いシステム基盤をクラウド提供する「データ収集・蓄積サービス」、IoTデータ利活用のための汎用(はんよう)的でニーズの高い標準機能やシステム環境を提供する「データ利活用ソリューション」で構成されています。

 また、これらはすべてサブスクリプション型サービスとして提供されるため、初期費用を抑えたスモールスタートにも対応。IoTデータを利活用するためのシステム基盤の開発・運用コストの削減や負担労力の軽減を可能にします。

 このように本サービスはIoTデバイスやクラウド環境、アプリケーションを含め、通信回線の管理からIoTデータ利活用までの一連のシステム環境を、ワンストップかつ負担の少ない定額料金で提供。機器からのデータ収集・蓄積、一括管理、データ利活用までをフルカバーするIoTサービスを「Quick」「Simple」「Easy」に実現します。お客さまは調査や手続き、環境構築といった準備作業に煩わされることなく、手軽にPoC(*2)の環境立ち上げや、IoTを活用した新たなビジネスの構築などに注力できます。

*1 Subscriber Identity Module
*2 Proof of Concept

画像: 図1 Hitachi Global Data Integrationの概要

図1 Hitachi Global Data Integrationの概要

膨大なデータの収集・蓄積を効率化するシステム拡張性

 さまざまなモノがインターネットを介してつながるIoT技術の進展・普及を背景に、IoTデバイスを通じて収集・蓄積されるデータは加速度的に増加しています。世界各地に向けて製品や設備を送り出すグローバルビジネスの場合、データを取得するIoTデバイスの数や、そこから送られるデータ量の増加はさらに顕著です。

 こうして増え続ける機器やデータに柔軟に対応するためには、データを収集・蓄積するシステム基盤に高度な拡張性が求められます。そこで本サービスでは、高信頼でスケーラブルな分散処理を実行できるイベント駆動型のシステム開発基盤・アプリケーション実行基盤「Hitachi Application Framework/Event Driven Computing」 を活用。取り扱うデータ量に応じて処理スループットを増減させ、データ収集・蓄積を効率化できる基盤をクラウド型サービスとして提供します。これにより、初期費用を抑え、ランニングコストを最適化しながら、ビジネスの規模に応じて柔軟に変化する安定的なサービス提供が可能です。

なお、「データ収集・蓄積サービス」は外部連携API(*3)を提供しており、お客さまが既に利用している可視化や分析のための各種アプリケーション、社内システムなどとのデータ連携も可能です。

*3 Application Programming Interface

画像: 図2 製造業(輸送機器)への適用例

図2 製造業(輸送機器)への適用例

「Withコロナ時代」の新たなビジネス環境の実現へ

 本サービスは、米国、日本での提供を開始し、今後の新型コロナウイルス感染拡大の影響を見極めながら、中国や欧州、東南アジアなどに順次展開していく予定です。

 今、社会が求めるのは、「Withコロナ時代」における企業の新たなビジネス環境。日立はその実現に向けて、5G対応による新しいデータ利活用へ向けたサービスの強化・拡充を進めながら、お客さま企業によるIoTビジネスのグローバル展開の促進、さらなるデータ活用を通じたイノベーション創出に貢献していきます。

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(株)日立製作所 社会システム事業部

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Hitachi Application Framework/Event Driven Computing

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