基幹系プラットフォームに関する確かな構築・運用ノウハウと、各種パブリッククラウドで移行実績の豊富なパートナー製品を組み合わせて、基幹システムのクラウドリフト&シフトを支援する「仮想マシン移行ソリューション」が、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させます。

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着実なDXへ向けたクラウドリフト&シフトを支援

 2020年以降のコロナ禍(か)において、リモートワーク導入や事業継続への対応、そして、デジタルビジネス強化などへ向けた企業のクラウド投資が活性化しました。さらに現在、DX推進の機運の高まりを背景に従来型ITからクラウドへの移行が一層進みつつあります。

 近年、DXを加速させる手法として注目されているのが、オンプレミス環境のシステムをクラウドに最適化されたアーキテクチャーに一気に移し替えるのではなく、既存システムをそのままクラウド上の仮想マシンに移行(リフト)して、その後、段階的にクラウド環境に最適化(シフト)していく「クラウドリフト&シフト」という計画的で着実なクラウド移行です。この手法ならオンプレミスとプライベートクラウド、パブリッククラウドなどをそれぞれ適切に連携させるハイブリッドクラウド環境を無理なく構築できます。

 しかし、従来のオンプレミス環境にある基幹システムで利用してきた仮想化ソフトウェアはクラウドとの互換性がないケースが多く、この断絶がクラウド上での仮想マシンやアプリケーションの再構築を進めるうえで、大きなボトルネックとなっていました。

 こうしたなか、日立は基幹システムのクラウドリフト&シフトを加速する「仮想マシン移行ソリューション」の提供を開始しました。本ソリューションでは、各種パブリッククラウドへのシステム移行で定評のあるVeeam® Software(以下、Veeam)のソリューションと、日立が長年にわたって蓄積してきた基幹システムの構築・運用に関する豊富なノウハウを連携。オンプレミス環境からのクラウド移行に必須だった高度なITスキルや長い作業期間といった阻害要因を解消し、さまざまなクラウドサービスを対象としたハイブリッドクラウドへの移行を迅速化します。

実績豊富なVeeamのソリューションを活用

 仮想マシン移行ソリューションで活用するのは、AWSやMicrosoft Azureといったメガクラウドをはじめとする多様な環境での豊富な移行実績を有するVeeamのソリューションです。仮想マシンイメージのエクスポートから、クラウドへのアップロード(ファイル転送)、さらに仮想マシンインスタンス(ソフトウェアで構築した仮想的なコンピューター)としてのインポートという一連の仮想マシン移行作業を自動化できます。

 シンプルなGUI画面で複数の仮想マシンの一括設定や自動実行が可能なため、仮想マシン台数分の複数の画面での煩雑な操作も不要で、クラウド移行にかかる工数や人的なミスを低減。効率的なシステム移行と移行後の迅速な業務の立ち上げを可能にします。また、Veeamのソリューションはマルチクラウドを含むさまざまな環境に対応しており、単一ベンダーのクラウドサービスに自社の環境が拘束されてしまう「クラウドロックイン」も回避できます。

経験豊富な日立のエンジニアがクラウド移行を直接支援

 仮想マシン移行ソリューションでは、移行作業における仮想マシンデータの変換やファイル転送といった工程を自動化できるこのVeeamのソリューションを活用しながら、連携する周辺システムや移行に際して業務を停止できる時間といった個々のシステム特性をもとに、適切なクラウドへの移行方法・計画を提案します。また、手順書・設計書の作成から、移行作業用ツール(Veeam)の利用環境構築、ツールの利便性をさらに引き出す効果的な設定、ツールの操作手順の明確化、ツールを活用した移行作業(システムイメージ変換・変更)を日立が担当。そのほか、特に高度な技術や専門性を求められる作業についても、熟練した日立のエンジニアがスピーディーに対応します。

 例えば、システム更改のタイミングで急きょオンプレミス環境の既存システムをクラウドへ移行することになった場合でも、移行手順の簡略化によって移行工数を削減できるほか、作業の一部を事前実施するなどして負担を分散。移行本番のトラブルも未然に防ぐことで限られた時間内での計画的な移行が可能です。さらに、クラウド移行後も基幹システムの実績が豊富な保守・サポート商品「日立サポート360」で問い合わせなどに対応し、ワンストップで問題解決を支援します。

画像: 「仮想マシン移行ソリューション」の概要

「仮想マシン移行ソリューション」の概要

サービスを拡充しながら、さらなるDX推進を支援

 さらに今後は、ハイブリッドクラウドの運用省力化を図るべく、仮想マシン移行ソリューションとオンプレミスの仮想環境で多くの実績を持つ「日立ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)ソリューション」を組み合わせるなど、順次サービスを拡充していく計画です。

 日立はこれからも、本ソリューションのようにクラウドリフト&シフトを加速する各種サービスの提供を通じて企業におけるクラウドジャーニー(クラウドネイティブ化へ向けた継続的な取り組み)を後押ししながら、さらなるDX推進をサポートしていきます。

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