健康長寿社会の実現に向けた日立の新事業「社会参加のすゝめ」の中核ツールとなるスマートフォンアプリの無償提供を開始。スマートフォンを持ち歩くだけで社会参加の度合いが測定・可視化され、介護予防に向けたエルダー層、シニア層の積極的な社会参加を促進します。

もう1つの健康長寿の指標「社会参加」にいち早く着目

 2022年6月、日立は介護予防を支援する新事業の中核ツールとして、スマートフォンアプリ「社会参加のすゝめ」を公式リリースしました。無償提供されるこのアプリは、スマートフォンを持ち歩くだけで、ユーザーの社会参加の度合いを自動的に測定し、移動ログやランクで可視化します。さらに、社会参加状況を確認できるレポート、健康長寿の秘けつや社会参加の効能などに関する分かりやすいコラムなども定期的に配信。他者との活発な交流に向けたきっかけづくりで、ユーザーの積極的な社会参加を促します。

 これまでも、歩数や活動量などを可視化して管理するソリューションは多数ありましたが、一方で介護予防という観点からは、運動や食事に加えて他者と交流する「社会参加」の重要性に注目が集まっています。こうしたなかでリリースされた本アプリは、従来の運動管理アプリや食事管理アプリではとらえられなかった「社会参加の多寡」を指標にシニアの活動を計測・可視化できる点にその独自性があるといえるでしょう。

3つのアプローチで社会参加を促進

 さまざまな機能を提供する本アプリでは、「計測による客観化」「成長・気づきによる動機づけ」「理解や記録を通じた学び」というアプローチで、エルダー層、シニア層の積極的な社会参加を後押しします(図1)。

【客観化】社会参加状態を自動計測して自分の活動を客観評価

 本アプリをダウンロードしたスマートフォンを持ち歩くだけで、GPSや加速度センサーなどから得られるデータを自動的に計測。日立のデータ活用のノウハウをもとにその計測結果を社会参加に関連する指標に置き換えて、ユーザーの社会参加状態をレポートやグラフなどで提供することで、日々どのくらい活動的に過ごしているかをユーザー自身が客観的に把握・確認できます。

【動機づけ】社会参加モチベーションを高める多彩な仕掛け

 ユーザーの活動をとりまとめた月1回配信の“社会参加レポート”では、社会参加の多寡に応じてユーザーに「駆け出し」「上手」「師匠」「達人」という4ランクの称号を付与。各自レベルに合わせて、より健康的に過ごすために必要なアドバイスを提供します。また、“イベント案内機能”で各地域のイベントや趣味のサークルといったコミュニティに関する情報を提供するほか、そうした活動への参加申し込み・招待も可能。新たな社会参加へのきっかけづくりをサポートします。

【学び】高度な知見を楽しく学び、行動記録を日記として活用

 本アプリでは、「社会参加のすゝめ」プロジェクトにおける共同研究パートナー、一般社団法人日本老年学的評価研究機構が解き明かした知見を紹介するコラムも定期的に配信。一般の方にも分かりやすい内容で、健康長寿や介護予防について楽しく学ぶことができます。また、行動記録などの社会参加状態は地図やタイムラインでも確認できるため、写真やメモをひもづけてユーザー個人の日記として使うことも可能です。

画像: 図1 「社会参加のすゝめ」画面例

図1 「社会参加のすゝめ」画面例

さまざまなパートナーと連携するプラットフォームとして

 日立は本アプリをプラットフォームに、エルダー層やシニア層が社会参加をするより多くのきっかけと出会い、快適で健康的な暮らしを支援できるように、企業や要介護・認知症予防に取り組む自治体などパートナーとの連携を進めていきます。例えば、本アプリで蓄積した特定の地域のユーザーに関するデータを抽出し、アプリ内でユーザー本人の同意を取ったうえで、地域でシニア関連イベントを開催する事業者のデータベースと照会して効果的な集客につなげるなど、本アプリは連携先のパートナー側にとってもメリットが期待できるものです。

 一方で、シニア世代とスマートフォンの関わりについて、「そもそも持っていない」「持っていても使いこなせない」といった指摘もありました。しかし、本アプリのメインターゲットは「エルダー層・プレシニア」と呼ばれる50代から、65~74歳の前期高齢者で、現在でも60代の9割、70代で7割以上の人がスマートフォンを利用しており(※1)、今後さらにシニア世代にもスマートフォンの普及が進むと予想されます。

 さらに、アプリ自体はシニア世代でも容易にインストールできるように工夫されており、本アプリが正しくインストールされたスマートフォンの電源さえ入っていれば、ユーザー側で記録や入力といった手間はかかりません(※2)。

 今後は前述の“イベント案内機能”を重点的に強化していくほか、例えば任意のユーザー間でレポートやランクを共有する機能を追加した簡易的な“見守り機能”の実装など、ユーザーであるエルダー・シニア世代だけでなく、その家族やサポーターなどにとっても役立つアプリとしての進化をめざしていきます。(図2)。

※1 NTTドコモ モバイル社会研究所 レポート「2022年一般向けモバイル動向調査」より
※2 本アプリで取り扱う利用者の個人情報は、「社会参加のすゝめ」に関する個人情報の取り扱いおよび株式会社 日立製作所 プライバシーポリシーにのっとり、アプリの利用自体と、他団体(自治体、企業など)とのデータ連携の各段階でそれぞれ本人の同意を得て、安全に取り扱います

画像: 図2 スマートフォンアプリ「社会参加のすゝめ」

図2 スマートフォンアプリ「社会参加のすゝめ」

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